みずほ銀行は、暴力団関係者への融資を放置していた問題を受けて、関係した役員だけでなく頭取や会長らも社内処分する検討に入りました。
みずほ銀行は、信販会社を通じた暴力団関係者との多額の取引を把握しながら、2年以上も放置していました。4日の会見で、法令順守の担当役員を更迭したことや、事実を知りながら対処しなかった当時の副頭取や常務ら4人も含めて処分する方針を明らかにしました。さらに、佐藤康博頭取や塚本隆史会長らに対し、減給などの処分をする方向で検討しています。みずほ銀行は、28日に業務改善計画を発表し、佐藤頭取が会見して対応策を説明することにしています。
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