美白化粧品による白斑症状の問題を受け、花王は子会社のカネボウと化粧品事業の主要部門を統合すると発表しました。カネボウはブランドの管理会社として再編されます。
花王は、カネボウ化粧品の研究開発・生産部門と花王の化粧品事業を来年1月から順次、統合すると発表しました。カネボウが製造・販売した美白化粧品を使った人から白斑症状が出た問題を受け、改革を進めます。花王はソフィーナブランドの化粧品を扱っていますが、2006年にカネボウを買収してからも生産や販売、購入後の顧客対応などはそれぞれが行っていました。8月には品質保証部門と顧客相談窓口を一体化していて、今後、販売部門も統合する方向です。最終的に、カネボウはカネボウブランドの管理会社として再編されます。
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