東洋水産と味の素が新興国で「即席麺事業」提携[2013/12/18 17:15]

 東洋水産と味の素は、インドとナイジェリアにおける即席麺事業で提携すると発表しました。

 東洋水産は即席麺に関する開発力と生産力を強化していて、一方の味の素は調味料事業で培った世界130以上の国や地域に広がる販売網とマーケティング力に強みがあります。互いに出資する会社では、それぞれの強みを生かし、インドでは2016年度、ナイジェリアでは2015年度に新しいブランドの商品の発売を始めます。人口の増加を背景に成長を続ける新興国市場を取り込むのが狙いで、投資額は両社合わせて約20億円です。また、両社は、すでに味の素が進出しているアメリカの冷凍麺事業についても、東洋水産が技術提供するなどして提携することも発表しました。

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