清涼飲料最大手の日本コカ・コーラグループは、4月からの消費増税を受けて、自動販売機の販売価格を10円値上げすると発表しました。
炭酸飲料の「コカ・コーラ」やコーヒーの「ジョージア」など缶入りの商品については、現在の120円から130円に引き上げます。ペットボトルは150円から160円になりますが、「綾鷹」や「爽健美茶」「太陽のマテ茶」など無糖茶は容量を500ミリリットルから525ミリリットルに増量します。一方で、天然水の「いろはす」は価格を据え置きます。その他、コーヒーやコカ・コーラで少ない容量のものを100円から110円で販売したり、電子マネーが利用可能な自動販売機で5円値引きをしたりします。日本コカ・コーラグループは、一部の価格据え置きなどを含め、全体として3%の増税分を適正に転嫁していくとしています。最大手の価格方針を受けて、他の飲料メーカーも値上げに踏み切ると予想されます。
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