西武鉄道やプリンスホテルなどを傘下に持つ西武ホールディングスが来月、東京証券取引所に上場することが決まりました。約10年ぶりの再上場となります。
西武は今年初め、東京証券取引所に上場申請を提出し、19日に承認されました。売り出し価格は来月14日に決定し、23日に東証1部か2部に上場する予定です。2004年12月に、西武鉄道が有価証券報告書への虚偽記載で上場廃止になって以来、約10年ぶりに再上場を果たします。筆頭株主であるアメリカの投資会社「サーベラス」は当初、上場に反対していましたが、株式市場の活況などを背景に、2014年度の早い時期に上場することで西武側と合意していました。西武は「4月23日に向けて、上場の制度・諸規則等に基づいて公正・適正な手続きを進めて参ります」とコメントしています。
広告