低価格ノートPC「クロームブック」販売へ　グーグル

　IT大手のグーグルは、基本ソフト「クロームOS」を搭載したノートパソコンを企業向けに日本で順次、発売すると発表しました。

　グーグルが発表したノートパソコン「クロームブック」は、14日からエイサーや東芝、デルなど5社から順次、発売されます。データは基本的にインターネット上のサーバーに保存し、作業もネット上のアプリを用いるため、従来のパソコンのようにソフトを端末にインストールする必要がありません。記憶容量が少なくて済み、基本ソフトも無償のため、価格はウィンドウズ搭載のパソコンより安くなる見込みです。日本での価格帯は発表されませんでしたが、アメリカでは200ドルから300ドル、日本円で約2万円から3万円程度と低価格で販売され、シェアを伸ばしています。データの共有化や一括管理がしやすく、セキュリティー機能も無料で自動更新されるため、管理コストの低減にもつながるということです。まずは、ニーズが高い企業や教育機関向けに販売し、個人向けについては今後、検討するとしています。