経済

2014年7月30日 21:27

三菱自動車 海外販売“好調”で過去最高益

2014年7月30日 21:27

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 三菱自動車は今年度の第1四半期の決算を発表し、消費増税の反動が出た国内販売を好調な海外販売で補い、第1四半期として過去最高益となりました。

 三菱自動車の今年4月から6月の連結決算は、売上高が5138億円で前の年の同じ時期に比べて25%のプラスでした。また、本業のもうけを示す営業利益は93%増の310億円、税引き後の純利益は71%増の282億円と、いずれも過去最高益を更新しました。消費税増税による駆け込み需要の反動で国内での販売は2%減ったものの、中国などアジアや北米、ヨーロッパで販売を伸ばし、マイナス分を補いました。販売台数は、世界全体では25万8000台となり、4%伸ばしています。また、為替が想定より円安で推移したことや、コストの低減効果で利益を押し上げました。一方、通期の業績見通しについては従来予想を据え置いています。

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