ファーストリテイリングの2014年8月期の業績は、増収減益となりました。国内外のユニクロ事業は好調でしたが、傘下の高級ジーンズブランド「Jブランド」の不振が響きました。
ファーストリテイリングの去年9月から今年8月までの連結決算は、売上高が前の年の同じ時期に比べて21.0%プラスの1兆3829億円でした。本業のもうけを示す営業利益は2.8%マイナスの1304億円でした。主力の国内ユニクロ事業は年間を通じて定番商品の販売が好調で、海外ユニクロ事業も中国や韓国、欧州などで大幅に販売が伸びました。一方で、2012年に買収したアメリカの高級ジーンズの「Jブランド」事業で赤字が続いたことから、減損損失を計上したことで営業減益となりました。2015年8月期は売上高1兆6000億円、営業利益1800億円の増収増益を予想していて、今後もアジアを中心に積極的な出店で海外ユニクロ事業での増益を見込みます。
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