経営再建が急務のスカイマーク、JALと提携交渉

　業績が悪化している国内航空3位のスカイマークが、日本航空と提携に向けた交渉に入っていることが分かりました。

　関係者によりますと、スカイマークは、搭乗率などを改善するため、日本航空に支援を求めているということです。スカイマーク便の一部座席を日本航空の便として販売する共同運航などが検討されています。羽田発着の共同運航には国土交通省の認可が必要で、スカイマークは早期に共同運航計画を国交省に申請するとみられます。スカイマークは、業績が悪化しているうえ、エアバスA380の売買契約を巡って多額の違約金を求められる可能性があり、経営の再建が急務となっています。