経済

2014年12月25日 13:40

メタンハイドレート 新たに日本近海746カ所で確認

2014年12月25日 13:40

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 次世代の化石燃料として注目されているメタンハイドレートが、日本近海の海底に新たに746カ所存在する可能性があることが分かりました。

 資源エネルギー庁は2013年度から3年間、主に日本海側のメタンハイドレートの資源量を把握するため調査を行っています。今年度の調査では、新たに北海道の日高沖や島根県の隠岐周辺など、746カ所でメタンハイドレートが存在する可能性があることが確認されました。2013年度に新潟県の上越沖や能登半島沖などで確認された地点と合わせると971カ所に上ります。また、今年度は初めて上越沖など3カ所の海底面を100m程度掘削し、地質のサンプルを採取した結果、最大で厚さ1m程度のメタンハイドレートの層が存在していることが分かりました。

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