ソニーは、モバイル事業で新たに1000人程度の人員削減を検討していることが分かりました。
販売不振に陥っているスマートフォンなどのモバイル事業で、ソニーは、今年度の営業損益について約2000億円の赤字を見込んでいます。このため、すでに発表している中国を中心とした約1000人に加えて、新たに1000人程度の人員を削減する方向で検討に入りました。ソニーは、今年度のスマートフォンの販売台数の見通しを当初、計画より900万台少ない4100万台に引き下げています。苦戦する中国市場での販売を縮小し、商品のモデル数を絞り込むことでモバイル事業を立て直したい考えです。今回のさらなる合理化で収益改善を図り、早期の黒字化を目指す方針です。
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