経済

2015年2月4日 11:51

破綻したスカイマークに100億円の融資を表明へ

2015年2月4日 11:51

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 経営破綻したスカイマークに対し、投資ファンドが4日、100億円規模の融資を表明し、再建に向けたスポンサー選びがスタートします。

 (経済部・国吉伸洋記者報告)
 ドル箱といわれる羽田空港の発着枠を巡り、様々な航空会社がスポンサー候補として取り沙汰されています。カギを握るのは、超大型旅客機の購入契約を巡り、スカイマークに800億円を超える違約金を求めているフランスのエアバス社です。再建計画に影響力を持つエアバスは、スポンサーとして国内外の大手航空会社を要望するとみられていますが、スカイマークの経営陣は、国内の大手2社とは独立した、いわゆる第3極を目指しています。また、4日午後2時から行われる債権者説明会で、100億円規模の資金援助を表明する投資ファンド「インテグラル」は、これまで数々のM&A(企業合併・買収)を手掛けた佐山展生氏が代表を務め、新たな提携を後押しする可能性もあります。様々な思惑が交錯するスカイマークのスポンサー選びは、非常に難しい調整になりそうです。

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