経営再建中のソニーは、2015年度から3年間の中期経営計画を発表し、今年10月に音響・映像機器事業を分社化することを明らかにしました。
ソニー・平井一夫社長:「取り巻く環境は引き続き大変、厳しいが、高収益企業の実現を目指して参ります」
ソニーは新たな経営計画で、事業分野ごとに独立させ、収益性を重視する方針を掲げました。その一環として、10月1日をめどに携帯音楽プレーヤー「ウォークマン」を含む音響や映像機器事業を切り離し、今後、他の事業も分社化に向けた準備を進めるとしています。ソニーは去年、赤字が続いていたテレビ事業を分社化し、パソコン事業は売却するなど構造改革を進めています。成長の柱としていたスマートフォン事業も苦戦が続いていて、他社との提携や売却も検討することも明らかにしました。
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