コンビニエンスストア大手のローソンが佐川急便と提携し、新たな宅配サービスを始めます。ローソンで宅配便を受け取れるのはもちろん、コンビニ商品の配達もしてくれます。さらに、いわゆる「御用聞き」サービスをはじめ、ローソン傘下の成城石井などの商品も届けるなど、高齢者の買い物需要を取り込む狙いです。
ローソンは、佐川急便を傘下に持つSGホールディングスと6月に共同出資会社を設立し、新サービスを始めます。既存店舗の空きスペースを利用し、宅配便の店頭渡しに加え、新会社で雇用した配達員が近隣の消費者に商品と宅配便を一緒に届けます。配達エリアは店舗の半径500m以内で、日用品などの注文を受け付ける御用聞きも始めます。まずは、東京・世田谷区を中心に約20店舗からスタートし、今年度中に都内100店舗まで拡大する予定です。7日午後、両社の社長が都内で会見し、正式に発表する予定です。
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