地震によって深刻な被害を受けたネパールの財務相が、世界67の国と地域が加盟するアジア開発銀行の総会で、深刻な物資の不足と復興への支援を訴えました。
アゼルバイジャンのバクーで開かれているアジア開発銀行の総会で、日本時間の3日午後4時に急きょ、開催されたネパールの大地震についての会議には、25カ国が参加しました。この席でネパールのマハト財務相は、物資の不足が深刻なほか、家屋が倒壊した被災者のため、安い価格の住宅をはじめ、医療面の支援を訴えました。これに対して麻生財務大臣は、アジア開発銀行や各国とともに復旧・復興に向けた「ネパール支援国会合」を開催する用意があることを発表しました。
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