関西電力、6月から“家庭向け”電気代値上げへ[2015/05/18 13:32]

 経済産業省は、関西電力から申請のあった家庭向け電気料金の値上げについて、18日に正式に認可しました。

 関西電力は去年12月、家庭向け電気料金について平均10.23%の値上げ申請をしていましたが、火力発電の原料となる燃料価格の下落などを受け、値上げ幅は8.36%に圧縮されることになりました。値上げは6月1日から実施されます。ただ、電力の使用量が膨らむ夏場の家計負担を軽くするため、9月までの4カ月間は値上げ幅が4.62%に抑えられるため、6月の標準家庭の電気料金は8208円になります。また、関西電力は、高浜原発や大飯原発の再稼働の状況によって電気料金を順次、引き下げることにしています。
 八木社長:「経営効率化の徹底を実施することを取り組んで参りたい。何よりも安全性確認された原子力プラントの再稼働の一日も早い再稼働実現することで、料金の値下げ行っていきたいと考えています」

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