150km/hも　「空の産業革命」国内初ドローン展示会

　小型無人機「ドローン」の最先端の技術を集めた国内で初めての展示会が始まりました。

　総理官邸での落下事件以降、国内で規制の動きが広がっているドローン。関連企業にとっては逆風かと思いきや、知名度が上がり、逆の現象が起きているといいます。
　ドローン製造世界最大手・DJI（中国）ジャパン、呉韜社長：「これまでドローンに対する認知度が低かったが、今回の報道で逆に知らない人がいない状況になった。（この1カ月間は）予想より多い販売量になっている」
　ドローンはインフラの点検や警備、災害対策など様々な活用が期待されていますが、日本は欧米各国に比べて対応が出遅れています。関係者からは一刻も早くルール作りを進めるべきだという声が上がる一方で、行き過ぎた規制への懸念も出始めています。空の産業革命と安全のための規制をどう両立させるか、ドローンは私たちに難しい課題を突き付けています。