不適切な会計処理の問題で、東芝が一般社員の夏のボーナスを仮払いにすることが明らかになりました。
東芝は、過去のインフラ工事の原価を低く見積もり、利益を多めに計上していた問題で、2014年度の決算がまとまらず、夏のボーナスについて業績に連動する部分の金額が確定していません。そのため、組合の了承が得られれば、一般社員の夏のボーナスを去年より低い金額で暫定的に仮払いします。業績に連動する金額については、決算がまとまった後、支払いの可否も含めて検討する見込みです。東芝はこの不適切な会計処理の問題を受け、先月から社外取締役を除く全役員41人の月額報酬を10%から50%返上しています。
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