オリックスが、宮内義彦シニア・チェアマンに功労金として44億6900万円を支払っていたことが明らかになりました。
オリックスが25日に提出した有価証券報告書で判明しました。役員退職慰労金にあたる株式報酬の9億5300万円を含めると、2015年3月期の報酬総額は計54億7000万円と異例の高額となりました。民間信用調査会社の東京商工リサーチによりますと、2010年3月期から開始された役員報酬の個別開示制度において、過去最高額を更新したということです。宮内氏は、1980年からグループの最高経営責任者を昨年6月まで務めました。約33年にわたりトップとして企業の価値を高めた功績を評価されたものとみられます。
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