トヨタ自動車は、社員に支払っている配偶者手当を廃止し、子ども手当を4倍に増額する方向で調整していることが明らかになりました。
トヨタ自動車は、毎月約2万円の配偶者手当を廃止し、これまで子ども一人あたり5000円だった子どもへの手当を4倍の2万円に引き上げるということです。来年1月から段階的に実施し、2019年までに配偶者手当を廃止する考えですが、労働組合側は収入が大きく減る社員のために2021年まで遅らせるよう求めていて、労使の協議が続いています。政府は人口の減少対策として子育て支援の強化や女性の就労を促す方針を打ち出していますが、トヨタに続き、他の民間企業にも波及することが予想されます。
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