中国の景気減速　サントリーが青島ビールと合弁解消

　サントリーホールディングスは、中国ビール大手の青島ビールとの合弁事業を解消することを発表しました。

　サントリーホールディングスは2013年に、青島ビールと設立した合弁会社のサントリー中国が保有する全株式を青島ビールに約150億円で売却することを発表しました。中国の景気減速や世界のビールメーカーの中国市場への参入により、競争が激しくなったことで、売り上げや収益を見込みことが難しくなったためとしています。サントリーホールディングスによりますと、株式の譲渡後もサントリーのブランドは残るものの、今後は中国での事業を洋酒やワインなどの分野に経営資源を集中していくということです。