政府は、来年度の農林水産予算を2兆3000億円規模の今年度並みにする方向で最終調整に入りました。
来年度予算の編成は、農地の大規模化など予算額が最大となる土地改良費が2962億円と8%近く増額されることが固まりました。関連予算も含めると、今年度補正予算と合わせて1200億円増えます。また、飼料用の米や大豆を作る農家への交付金について、今年度と同じ2770億円を確保するため、21日に森山農水大臣が麻生財務大臣と折衝します。
森山農水大臣:「何としても、農林水産関係の総額を増額できるように頑張りたい」
一方、ミラノ万博の費用がなくなり、さらに、農水省の定員削減によって人件費は減少します。このため、来年度の農林水産関連予算は今年度の2兆3090億円と同規模になる見込みです。
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