三井住友銀行は、住宅ローンと普通預金の金利を16日から引き下げると発表しました。住宅ローンと普通預金の金利を引き下げるのは、メガバンクで初めてとなります。
三井住友は住宅ローン金利について、固定金利型を対象に引き下げ、主力の固定期間10年の最優遇金利では、年0.90%にすると発表しました。今月は、すでに年1.05%の過去最低金利を提示していましたが、さらに0.15%引き下げます。一方で、普通預金の金利は年0.020%から過去最低と並ぶ0.001%に引き下げます。(※過去0.001%の適用期間は2002年4月10日から2006年7月17日まで)普通預金の金利を見直すのは、2010年9月13日以来、5年5カ月ぶりとなります。日銀が「マイナス金利」の導入を発表後、市場金利が低下していることへの対応です。こうした動きは三菱東京UFJ銀行やみずほ銀行など大手行を始め、地方銀行などに広がる可能性があります。
広告