三井物産は、今期の連結最終損益が700億円の赤字に転落する見通しになったと発表しました。赤字は1947年の創業以来、初めてです。
三井物産・安永竜夫社長:「今回の多額の減損、三井物産として初めての連結ベースの赤字ということで、この事態については大変、重く受け止めている」
資源価格の下落が続いているため、チリの銅事業やオーストラリアのLNG(液化天然ガス)事業などで資産の評価を低く見直す減損処理を行うため、2600億円を損失計上します。これに伴い、今年3月期の連結最終損益の予想を1900億円の黒字から700億円の赤字に下方修正しました。
広告