経済

2016年3月25日 19:30

千葉銀行と武蔵野銀行 独立性を維持し包括提携へ

2016年3月25日 19:30

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 千葉銀行と埼玉県を地盤とする武蔵野銀行が資本や業務面での提携を発表しました。それぞれの独立性を維持したこれまでにない地銀連携です。

 千葉銀行・佐久間英利頭取:「それぞれが地域に根を持った独立経営を維持しつつ、幅広い分野で連携効果を追求する」
 武蔵野銀行・加藤喜久雄頭取:「合併や経営統合によらない『新たな地銀連携モデル』を考えてみないかという話になった」
 千葉銀と武蔵野銀は今後、人材交流のほか、商品やサービスの協業、ITシステムの開発など包括的な提携によってコスト削減を進めます。両行が持ち合う株式も追加で取得し、資本関係を深めます。ただ、これまでの地銀連携でみられた合併や経営統合はせず、独立経営を維持します。また、それぞれの顧客地盤に進出しないで、両社のノウハウを結集して相互に活用し合うという新しい地銀連携モデルを目指すとしています。

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