コンビニ界のカリスマ経営者、セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長が突然、退任を表明しました。
セブン&アイ・HD、鈴木敏文会長:「逃げではなく、逆に(最高益を続けている)こういう時こそ皆に考えてもらえたらと、今回、引退を決意した」
鈴木会長はアメリカ生まれのコンビニ「セブン−イレブン」を日本に根付かせ、グループを巨大企業に成長させました。7日に開かれた取締役会で、自らが登用したセブン−イレブン・ジャパンの井阪隆一社長について「将来に向けた改革に乏しい」などとして交代を提案しましたが、否決されたことなどから退任を決意したということです。鈴木会長は退任の時期は明らかにしませんでしたが、5月末の株主総会以降の新体制には加わらないとしています。
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