セブン&アイ・ホールディングスは指名・報酬委員会を開き、セブン−イレブン・ジャパンの井阪隆一社長をセブン&アイの社長に昇格させる人事案を内定しました。
 新たな人事案は、19日の取締役会で決議される見通しです。セブン&アイでは、「流通のカリスマ」と呼ばれた鈴木敏文会長がセブン−イレブン社長の井阪氏の退任を求めたものの、7日の取締役会で社外取締役などが反対し、僅差で否決されました。これを受け、鈴木会長が引退を表明するなど混乱が続いていました。関係者によりますと、鈴木会長はメンバーとなっている指名・報酬委員会も欠席し、新体制の検討には加わらなかったということです。また、体制を刷新するため、鈴木会長の側近の村田紀敏社長も退任し、鈴木会長は名誉顧問となります。                      
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