任天堂は、アメリカ法人が所有するシアトルマリナーズの持ち分の大半を売却すると発表しました。
任天堂は、アメリカ法人が過半数を所有するアメリカ大リーグ・シアトルマリナーズの運営会社の持ち分を10%を残して、地元の資産家などに売却することで基本合意しました。任天堂によりますと、地元の資産家などと合意したことで、球団が他の地域に売却される恐れがなくなったためということです。今後、大リーグ側の承認を得て、早ければ8月中にも売却が完了しますが、今回の売却により、任天堂は球団筆頭オーナーではなくなり、球団経営の中心から手を引くことになります。マリナーズは、球団が経営危機に陥った1992年に任天堂の当時の山内社長が個人で出資して筆頭オーナーとなっていました。
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