三菱自動車「日産傘下」へ 2000億円超の出資検討[2016/05/12 11:46]

 燃費データの不正問題に揺れる三菱自動車に対し、日産自動車が2000億円を超える巨額の出資を行い、傘下に収める方向で最終調整に入りました。

 関係者によりますと、日産が2000億円を超える出資をし、三菱自動車の株式の3割以上を取得する方向で最終調整しているということです。これが成立すると日産は筆頭株主になり、三菱自動車を事実上の傘下に収めることになります。
 三菱自動車・益子修会長:「(Q.きょう発表か?)…」
 日産自動車・西川廣人副会長:「(Q.きょう決定か?)まだ何も決めていないですよ」「(Q.これから取締役会にかけるのか?)今はそういうことはない。今はお話しすることはないです」
 日産自動車・志賀俊之副会長:「(Q.詳細は決算発表の会見でか?)そうですね。オフィシャルに、ゴーン社長に質問して頂ければ」
 日産は12日午後に取締役会を開き、正式に決議する方針です。日産と三菱自動車が資本提携を決定すれば、両社で共同記者会見を開く見通しです。

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