住宅ローンの指標にもなる長期金利が過去最低を更新しました。
10日午前の東京債券市場で、10年物の新発国債の利回りが一時、マイナス0.145%まで低下し、過去最低を更新しました。大手証券会社によりますと、イギリスのEU(ヨーロッパ連合)からの離脱の是非を問う国民投票を23日に控え、リスク回避から債券を買う動きが強まり、世界的な金利低下が背景にあるとしています。日本では、日銀がマイナス金利政策の導入を決定したことで、長期金利もマイナスの状態が続いています。
広告