ソフトバンクグループの孫社長の夢の構想が動き出しました。
孫社長:「当時、アジアスーパーグリッドというビジョンを出した。採算的にも政治的にもありえないと多くの人から言われた。常に夢を持ち希望を持ち情熱があれば結果はついてくる」
「アジアスーパーグリッド構想」は、日本とアジアを海底ケーブルなどでつなぎ、国境を越えて電力をやり取りするものです。モンゴルやインドなどで生み出した風力などの自然エネルギーを日本でも利用することが可能となります。ソフトバンクは、東日本大震災直後の2011年9月にこの構想を発表しましたが、関係国との調整が進まず、計画はたなざらし状態でした。しかし、中国や韓国、ロシアの電力企業と電力の連携が可能かどうか調査を進めることが決まり、構想が実現する可能性が高まってきました。孫社長は、すでにモンゴルで22万ヘクタールの土地を100年間リースする契約を結び、風力発電所の建設を開始しています。さらに、インドでも太陽光発電所の建設を進めているということです。
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