経済

2016年11月16日 16:28

「オプジーボ」巡り、開発会社「想定外のマイナス」

2016年11月16日 16:28

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 高額ながん治療薬「オプジーボ」の価格が半額に引き下げられることを受け、開発した小野薬品工業は「想定外のマイナス」とするコメントを発表しました。

 通常は2年に1回改定される薬の価格ですが、緊急的に異例の値下げが決まったことを受け、小野薬品工業は「(通常の改定時期より)1年2カ月早くなったことで本年度、および来年度に想定外のマイナスが出ることになった」とし、「唐突なルール変更で経営の予見性を損なうことのないようお願いしたい」とコメントしました。厚生労働省は今月22日まで不服申し立てを受け付けることにしていますが、小野薬品工業は不服申し立てについて「検討中」としています。

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