乳幼児の誤飲事故、原因究明へ 消費者事故調[2016/11/18 13:42]

 消費者庁は、乳幼児が誤っておもちゃを飲み込んでしまう事故の原因究明に乗り出しました。

 消費者事故調は18日、乳幼児によるおもちゃの誤飲事故が毎年、発生して死亡者も出ていることなどから、調査委員会を立ち上げることを決めました。東京消防庁によりますと、2010年から5年間で5歳以下の子どもによるおもちゃの誤飲や誤嚥(ごえん)の事故数は353件、起きています。なかには、1歳8カ月の幼児が直径20ミリのボールを誤って口にして5日後に死亡する事故もありました。消費者事故調は今後、玩具メーカーや業界団体などにヒアリングを行い、具体的な再発防止策を国に提言する方針です。

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