三越伊勢丹ホールディングスは、高級スーパーを運営する子会社の株式の過半数を投資ファンドに売却すると発表しました。
三越伊勢丹ホールディングスは「クイーンズ伊勢丹」を運営する「三越伊勢丹フードサービス」のスーパーマーケット事業などを新会社に継承し、その新会社の株式の66%を投資ファンド「丸の内キャピタル」に売却します。株式の譲渡は、来年3月末までに行われるということです。三越伊勢丹フードサービスは、競争環境の激化によって5期連続の赤字になっていたほか、2016年3月期からは債務超過に陥るなど業績が低迷していました。三越伊勢丹ホールディングスは先月、伊勢丹松戸店を来年3月に閉店すると発表していて、事業の構造改革を進めています。
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