富士通がレノボとPCで提携 国内メーカー厳しい時代[2017/11/02 18:28]

 富士通は、世界最大手の中国「レノボ・グループ」とパソコン事業の提携で正式合意したと発表しました。

 富士通は、パソコン事業を行う子会社の株式の51%をレノボに5%を日本政策投資銀行に譲渡します。譲渡は、来年度の第1四半期をめどに予定していて、売却額は約280億円です。富士通はレノボの調達力を借りて、魅力のある商品をグローバルに展開する狙いがあります。なお、富士通の製造体制などは変わらず、国内工場の閉鎖なども予定していないということです。パソコンの国内シェアは海外勢が勢力を拡大していて、富士通とレノボの提携により、他の国内メーカーは単独での生き残りがますます厳しい状況になったといえます。

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