みずほFG・佐藤社長が交代へ 後任は坂井氏[2018/01/15 23:32]

 みずほフィナンシャルグループは、4月1日付で佐藤康博社長が会長に就任し、後任にみずほ証券の坂井辰史社長を充てる人事を発表しました。

 みずほFG・佐藤康博社長:「社長を7年やっていて、単純に長い。今後の金融は全く違ったものになっていく。新しいリーダーがどうしても必要である」
 みずほFG・坂井辰史新社長:「正直、大変驚いています。ただ非常に大きなみずほフィナンシャルグループを率いる大役に身が引き締まる思いです」
 佐藤社長は2009年に旧みずほコーポレート銀行の頭取に就任し、2011年からはみずほフィナンシャルグループの社長を兼務してきました。1年ほど前から社長を辞めることは頭の中にあり、次期システムの完成や今後10年間で1万9000人を削減するという構造改革にも手を付けたことで、今回、このタイミングで社長を譲ることにしたということです。後任にはみずほ証券社長の坂井氏が就任します。佐藤社長は、選任の理由として「今後のビジネスモデルは証券と銀行の関係が重要で、証券会社の社長がグループのトップになることに大きな意味がある」と述べました。

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