経営再建中のパイオニアは、香港の投資ファンドから総額500億円から600億円の支援を受けることで基本合意したと発表しました。
パイオニアによりますと、支援を受けるのは香港の投資ファンド「ベアリング・プライベート・エクイティ・アジア」で、12日にスポンサー支援に関する基本合意を締結しました。かつて、オーディオで一時代を築いたパイオニアですが、2010年以降に相次いでプラズマテレビや家庭用のAV機器から撤退すると、その後も主力のカーナビ事業で不振が続き、今月下旬には133億円の借入金の返済期限が迫っていました。パイオニアはまず、香港のファンドから250億円の融資を受け、支援については10月末に正式契約を結ぶ予定です。
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