昭和シェルとの“統合会社”社長に出光の木藤氏[2018/10/16 19:09]

 来年4月に経営統合する石油元売りの出光興産と昭和シェル石油は、新会社の社長に出光の木藤社長が就任する人事を発表しました。

 出光興産・木藤俊一社長:「昭和シェルさんの強みをしっかり我々とコラボレーションして最大の強み、国内。そして再生可能エネルギー。さらに、成長分野、海外展開を両社の優秀な社員の力で仕上げていく」
 出光と昭和シェルが経営統合した後、新会社の社長には出光の木藤社長が就き、会長には出光の月岡会長が就任します。副会長には昭和シェルの亀岡社長が就いて、両社の組織やシステムの一本化を進めます。出光の大株主である創業家からは、出光昭介名誉会長の長男・正和氏が非常勤の取締役となります。経営統合に反対していた出光の創業家は、創業家側から取締役を出すことなどを条件に統合を受け入れていました。

こちらも読まれています