メルカリがイギリス撤退「期待した水準に至らず」　

　6月に上場したフリーマーケットアプリ大手「メルカリ」が、イギリス市場から撤退すると発表しました。

　メルカリは日本国内だけでなく2014年以降、アメリカとイギリスでも子会社を設立してフリマアプリなどの事業を展開しています。ところが、イギリスの子会社は直近の業績で純損失が約730万8000ポンド、日本円で10億円と経営不振が続いていました。メルカリは「期待する水準の事業の確立に至らなかった」として、この子会社を2020年6月期をめどに清算し、イギリス市場からの撤退を決めました。アメリカでの事業は継続し、引き続き拡大に取り組むとしています。