日本政府、IWC脱退の方針固める 年内に表明へ[2018/12/20 09:51]
商業捕鯨の再開に向けて、日本政府がクジラの資源管理を話し合うIWC(国際捕鯨委員会)を脱退する方針を固めたことが分かりました。
IWCでは捕鯨国と反捕鯨国との意見の対立が激しく、商業捕鯨を事実上、禁止した状態が30年以上、続いています。日本政府は「参加国の立場の違いが埋まらないままならIWCは機能しない」として来年に脱退する方針を固めました。脱退した場合、南極海での調査捕鯨はできなくなりますが、IWCの縛りがなくなるため、商業捕鯨再開への第一歩となる可能性があります。