伊藤忠商事 体制見直しのため デサントにTOB発表[2019/02/01 00:05]

 伊藤忠商事はスポーツ用品大手の「デサント」に対し、TOB(株式公開買い付け)を行うと発表しました。

 伊藤忠は現在、デサント株を30.4%所有する筆頭株主ですが、TOBによって最大40%まで出資比率を上げる予定です。買い増しが成功すれば、デサントの経営で重要事項を決める際に伊藤忠が「拒否権」を持つことができます。伊藤忠は「デサントの経営体制や経営方針に問題があり、体制の見直しなどを提案する」としていますが、デサントは「(発表は)事前協議の機会もないまま一方的に行われたもの」と反発しています。

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