日本酒人気が海外で高まりを見せています。去年の日本酒の輸出総額が発表され、9年連続で過去最高額を記録しました。
去年の日本酒の輸出額は約222億円で、一升瓶に換算すると約1400万本が輸出されたということです。10年前に比べると約3倍に増えています。輸出額と数量はともにアメリカが1位ですが、中国に対してはこの2年で輸出量が約2.5倍に増えています。都内にある「日本の酒情報館」には外国人観光客の数が3年間で3倍に増えるなど旅行者からも注目を集めています。今月に発効した日本とEU(ヨーロッパ連合)のEPA(経済連携協定)では日本酒の輸出関税が即時撤廃され、ヨーロッパへの輸出増加に期待が高まっています。
広告