大塚家具の大塚久美子社長の父親の勝久氏が久美子社長から要請されていた業界団体の名誉会長職への就任を断っていたことが分かりました。
大塚家具の久美子社長は先月、父・勝久氏がオープンした「匠大塚青山」を訪れて家具の業界団体の立ち上げを報告するとともに、名誉会長への就任を打診しました。その後の関係者への取材で、勝久氏は久美子社長宛てに手紙を出し、「声を掛けて頂き、大変、光栄に思っている」などとしたうえで、辞退していたことが分かりました。団体の設立目的に十分な説明がなかったことや取引先のメーカーへの配慮などが理由とみられ、業界団体を通じての和解には至らなかった模様です。
広告