高齢者の増加に伴って人工関節の需要が高まるなか、整形外科としては日本初のロボットによる手術支援システムが注目を集めています。
ロボティックアーム・手術支援システム「Mako」です。このロボットは股関節やひざ関節を人工の関節に置き換える手術で用いられます。ロボットが手術を支援することで骨を削る技術などがより正確に行えるようになり、入院やリハビリ期間の短縮なども期待されます。
神戸海星病院整形外科・柴沼均医師:「これから人工関節の件数がどんどん増えていくことによって、より多くの患者のQOL(人生の質)に貢献することができると考えている」
これまでに国内で150件の手術にこのシステムが使われてきましたが、今年6月以降はシステムを使った一部の手術に保険が適用されることが決まり、今後の普及拡大が期待されます。
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