かんぽ生命の不適切販売の問題で、日本郵政グループ3社の社長が引責辞任すると発表しました。
日本郵政・長門正貢社長:「国に貢献できるどころか、国に迷惑を掛けている。大変、断腸の思いでございました。8月上旬には責任を取らねばならないと覚悟していた」
グループのトップである日本郵政の長門社長は来年1月に辞任すると発表しました。後任には元総務大臣の増田寛也氏が就任します。また、日本郵便の横山邦男社長と、かんぽ生命の植平光彦社長も合わせて辞任します。この不祥事では総務省による処分案が漏洩(ろうえい)していたことも問題になりましたが、総務省から情報を得ていた日本郵政の鈴木康雄上級副社長も辞任します。金融庁は今月27日、かんぽ生命と日本郵便に保険の販売を3カ月間、停止するよう命じる行政処分を出しました。
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