大手百貨店では新型コロナウイルスの影響で、春節期間の訪日外国人による売り上げが大きく落ち込んでいます。
先月24日から先月30日までの「春節」の期間に、高島屋では訪日外国人による免税売上高は前の年と比べて14.7%も減少しました。同様に、大丸や松坂屋を運営するJ・フロントリテイリングは約5%のマイナス、三越伊勢丹HDでは伊勢丹新宿本店など首都圏の基幹3店舗で約20%のマイナスとなりました。中国政府が先月27日から海外への団体旅行を禁止して以降、中国人の来店客数が目に見えて減少しているということです。高島屋の担当者は「2月に入っても免税売り上げは3割から4割減で推移していて、一定の影響は避けられないだろう」としています。
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