新型コロナウイルスの影響で百貨店やスーパーの今年度の業績が大幅に落ち込むとの見通しが相次いで発表されました。
大丸や松坂屋を運営するJ・フロントリテイリングによりますと、今年3月から1年間の最終的な利益が前の年の同じ時期に比べて77%減少と大幅に落ち込むということです。新型コロナウイルスで来客数の減少が1年を通じて続くと想定しています。流通大手のイオンも新型コロナの影響で、本業のもうけを示す営業利益が今年度は昨年度より5割から7割減少するとの見通しを発表しました。イオンは感染拡大のピークは今年度の前半に訪れると想定していますが、消費の冷え込みは年度末まで続くとみているということです。
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