8月29日の「焼肉の日」を前に、新型コロナウイルスの影響で消費量が落ち込んでいる和牛の生産者などによる「和牛サミット」が開催されました。
小川牧場・小川博信さん:「販売価格が下がったことによって、かなりの打撃を受けていると思う。今の価格だと大赤字という状況が続いています」
新型コロナウイルスの感染拡大により、外食やインバウンド需要、海外への輸出の減少などで今年3月の和牛の相場は前の年の同じ月と比べ、約20%安い1キロ2000円を下回る6年ぶりの低水準に落ち込んでいます。和牛サミットではこうした業界の苦しい現状が共有されました。また、需要を喚起するため今後は8月29日の「焼肉の日」を前に26日からSNSで和牛プレゼントなどを実施する方針です。
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