三菱自・益子前会長死去 3社連合で中心的役割[2020/09/01 06:28]

 日産、ルノーとの3社連合で中心的な役割を担ってきた三菱自動車の益子修前会長が亡くなりました。71歳でした。

 益子前会長は三菱自動車が経営危機に陥っていた2005年に社長に就任し、約15年間にわたって業績の立て直しに取り組みました。2016年に発覚した燃費不正問題からの信頼回復に努めたほか、日産自動車とフランス・ルノーとの3社連合では、日産・ゴーン前会長が逮捕された後、トップ間の調整など中心的な役割を担いました。益子前会長は先月7日に体調不良を理由に「治療に専念する」として会長職を退任していましたが、27日に心不全のため息を引き取りました。

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