日本郵政は保有するゆうちょ銀行の株価下落を受け、約3兆円を損失処理すると発表しました。
日本郵政・増田社長:「現在の株価水準については真摯に受け止めまして、引き続きグループ一体となりまして企業価値向上に取り組んで参ります」
日本郵政はゆうちょ銀行の株式の89%を保有していますが、帳簿上の簿価に比べて実際の株価が半分以下に下落したため、3兆400億円を損失処理します。グループの連結決算に影響はないということです。電子決済サービスを通じた不正引き出し問題などが株価の下落に影響したとみられます。また、増田社長は不正引き出しを巡り、情報の開示が遅れたことについて陳謝しました。
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